女性にとって髪の毛って本当に大切ですよね。
髪の毛は見た目の印象を大きく左右します。髪にボリュームとツヤがあると年齢より若くみられるし、逆にペタンとした髪だと実際の年齢より上に見られがち。
薄毛は男性の悩みというイメージですが、働く女性が増え、男性同様にストレスに晒されることで、実は比較的若い女性も薄毛で悩むことが増えています。
今回はそんな薄毛の種類や原因についてまとめてみました。
【びまん性脱毛症】
男性の脱毛のような額付近やトップだけ髪が薄くなる脱毛症ではなく、全体の髪の本数や髪の太さが減少する症状です。結んだ時の束が細くなって実感したりします。
ストレスや老化、ホルモンバランスの乱れなどが原因となっていることが多いです。
ストレスが強い環境にあったり、過度なダイエットなどが原因で若い方にも見られることがあります。
できるだけ脱毛の原因をなくしていくことが改善につながります。
【粃糠性(ひこう)脱毛症】
粃糠性脱毛症は、細かいフケや頭皮の炎症を伴う脱毛症です。痒みがあり掻くことでカサブタができたり厚くなった角質が毛穴を塞ぐことで脱毛しやすくなります。
原因は洗浄力の強いシャンプーや合わない整髪料を使って頭皮を刺激していたり、シャンプーなどのすすぎ残しが考えられます。アレルギー体質も関係していることもあります。
その他、過度なストレスやダイエット、食生活や睡眠の乱れなどが原因になっている可能性もあります。
原因が多く特定しにくいですが、まず、シャンプーを洗浄力の優しいアミノ酸でできたものに変えてみる、シャンプーはしっかり流す、整髪料を使うのを止める、など髪のお手入れ方法を見直しましょう。
そして生活習慣に乱れがあるようなら改善しましょう。
それでも改善しないようなら早めの医療機関の受診をおすすめします。
【出産後の脱毛】
ホルモンバランスの激変によって起こります。産後3ヶ月頃から急に髪が抜け始め人によってはかなり少なくなります。
産後6ヶ月辺りから少しずつ増え始め改善していきます。
ほとんどの場合自然に生えてくるで心配はいりませんが、過度のストレスや栄養不良があると改善が遅れることもあります。
【脂漏性脱毛症】
頭皮の皮脂が大量に分泌されて毛穴を塞ぐことで髪が抜けやすくなったり、新しい髪が育ちにくくなります。
頭皮環境がわるくなり炎症をおこすこともあります。
脂漏性脱毛症も、シャンプーの洗浄力が強すぎたり、すすぎ残しがあったりなど間違ったお手入れや、脂っこい食事が多いなど食生活の乱れや生活習慣が原因となっていることがあります。
【索引性脱毛症】
ポニーテールなどギュッと縛るスタイルを毎日繰り返すことで生えぎわやトップの髪が引っ張られてその部分が脱毛します。
毎日同じようにアップスタイルにしたり結んだりを繰り返さないようにすると防げます。
【円形脱毛症】
毛髪が部分的に丸く脱落する脱毛症です。多発することもあります。
過度のストレスが円形脱毛症のきっかけになっていることがありますが、アトピー性皮膚炎などの『アレルギー体質』や本来は体の外から入ってきた病原体を攻撃するはずの抗体が、自分の細胞を攻撃してしまう『自己免疫疾患』と関係があるようです。
1、2個できた円形脱毛は時間が経てば改善することが普通です。
まれに頭部全体に広がったり全身の毛が脱毛することがあり、その場合、なかなか治らず繰り返すことが多いです。
薄毛の種類や原因は様々です。
頭皮の状態をチェックして薄毛の原因をみつけることが、改善の近道です。
インフィニット・ヘアワークスは毛穴や頭皮の状態を拡大して確認できるマイクロスコープを使用した頭皮や毛髪の診断を行っております。
最近抜け毛が気になるなぁ。。
髪の量が減ったなぁ。。
地肌が透けてきた気がする。。